小学校5年生で習う漢字(193字)の読み書きをとなえて覚えるカード型の学習教材です。
何度も書かずに漢字の書き方をマスターしよう
ミチムラ式では漢字の書き方を一画ずつの書き順で示していません。なぜなら、4年生までに習った漢字や部品を使って書き方を示しているので、一画ずつの書き順を追うのが苦手な子たちも書き方(部品の組み合わせ方)を唱えてインプットしたら、書き順もバッチリ、あっという間に書けるようになるからです。
4年生までに習って書けない部分や忘れてしまった部分があったら、その部分だけを書けるように練習すればOK。書き順どおりに一画ずつ、漢字ドリルのようにお手本を見ながら何度も繰り返し書く作業は必要ないので、書くことに費やすエネルギーを大幅に省けて時短で取り組めます。
カードの書き方を確認してから書き始めるメリット
・自然と書き順を意識して書けるようになる
・手本を見るために何度も首を振らなくてすむ
・書く前に漢字のカタチが頭にうかぶようになる
・書いた字のカタチが整いやすくなる
・何度もくり返し書く単純作業から解放される
漢字の形が思い出しやすくなると書くためのハードルが下がるので、結果として漢字を使って文章を書いたりする学習へ向かいやすくなります。
言葉とセットで読み方をマスターしよう
低学年とちがって、4年生以降の高学年で習う漢字は抽象的で意味のわかりにくい漢字が多いです。しかも、1つの音読みしか習わない漢字が増えます。たとえば、5年生では読み方を「コウ」と習う漢字が7つ(効・耕・航・鉱・構・興・講)も出てきます。そのうちの4つ(航・鉱・興・講)は小中学校で訓読みを習わない漢字です。だから、読み方を「コウ」だけでおぼえているとすぐに混乱してしまいます。
そこで、ミチムラ式漢字カードでは「講習会のコウ」や「構造物のコウ」のように、日本語としてよく使う言葉をセットにして読み方を示しています。なぜなら、「コウ」の読み方だけを覚えてその漢字を使う言葉を知らないと、たとえば漢字テストで「コウカイに出る」という問題が出てきても、どの「コウ」を書けばよいのか迷ってしまう子が多いからです。だから読み方と言葉をセットで、書き方と一緒に丸ごと唱えて覚えましょう。漢字の意味もわかりやすくなります。
※ 音読みとセットの言葉はNNTの単語親密度データベース上で優先度が高く、なおかつ同音異義語がないものから厳選しています。
高学年で漢字が苦手な場合は
2〜3年生を復習するのが近道
漢字にはよく似たカタチがたくさんあります。しかし、習う漢字がどんどん増えていく高学年以降ではよく似たカタチに混乱して細かい部分をまちがえる、区別できなくて覚えられない子どもがとても多くなります。だから、2〜3年生の漢字に使われていたパーツ(部品)の名前をおぼえるのがオススメです。
なぜなら、5年生で習う漢字の約80%(155/193字)は1〜3年生の基本漢字と部品が組み合わさって作られているからです。4年生以降に習う漢字に新しいカタチはほとんど登場しません。つまり、ひとつひとつのパーツ(部品)は3年生までに何度も書いてきたものばかり、きっと書けるはずです。部品の名前をおぼえてよく似たカタチを言葉で区別できるようになれば頭の中がスッキリ整理されるし、部品の組み合わせ方(書き方)を確認すれば書けるようになる漢字がとても多いです。
だから、高学年で漢字をおぼえるのが苦手な場合は2〜3年生の漢字カードを使って復習するのが学習を立て直す近道です。2〜3年生の漢字は組み合わせの意味もわかりやすいので、部品を組み合わせるコツをつかめば高学年で習う漢字もおぼえやすくなります。1年生の漢字は書けるケースが多いですし、2〜3ヶ月もあれば復習できるケースが多いです。
漢字の意味を知って言葉の世界を広げる学習へ
子どもたちが漢字学習を嫌う最大の要因は「何度も書かされる」ことです。また、何度も書くことを繰り返していると、やがて単なる作業になってしまい「漢字をおぼえる」という本来の目的を忘れがちです。とくに高学年の漢字学習では、漢字一字を書けるようになって満足していてはいけません。習った漢字を使う言葉を知り、それらの言葉を使えるような学習が大切です。
だから、漢字の書き方は部品の組み合わせでかんたんにクリアして、その漢字を使う言葉にどんなものがあるかを調べたり、文章を作ったりして漢字を使えるような学習へシフトしましょう。漢字をおぼえるために何度も書くのではなく、調べた言葉や考えた文章を書いたりして、言葉を使えるようにするのが高学年に求められる漢字学習です。
漢字を丸暗記するのではなく理解して覚えよう
漢字のパーツ(部品)にはそれぞれ意味があります。そして、パーツ(部品)の意味を知っていると、漢字一字の意味がわかりやすくなります。また、漢字のカタチを理解しておぼえると丸暗記するのとちがって忘れにくいし、忘れてしまっても思い出しやすいです。そうした漢字の成り立ちや組み合わせの意味を一字ずつ解説した
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漢字カードplusのコンテンツ
・読み方と書き方の音声付き動画(早口バージョン)
・1字ごとの解説
・漢字の成り立ち
・漢字が使われている言葉の一覧
漢字を理解して覚える、楽しく学習に取り組むきっかけにお役立てください。
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ミチムラ式漢字カードを活用することで期待される効果
★ 宿題や漢字ドリルを嫌がる子たちが楽しく取り組める
★ 漢字を覚えられなくて困っている子たちが覚えやすくなる
★ 漢字の形が頭に浮かぶから書いた字の形が整いやすい
★ 漢字を理解して覚えられるから丸暗記とちがって忘れにくい
★「ことばの世界を広げる」学習に向かいやすくなる
ミチムラ式漢字学習法について
ミチムラ式漢字カードの使い方について
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【内容物】
小学5年生学年配当193字+部品11字の漢字カード(全15シート)
サイズ:シート A4サイズ(210×297mm)/カード 55×66mm
カードの並び順:音読み50音順|光村図書順
【ご注意】
・音読み50音順、または光村図書新出順のいずれかを選んでご注文ください。下記2社の教科書順で学習したい場合は50音順の漢字カードを並び替えてご利用ください。
東京書籍|教育出版(
ウェブサイトに対照表をご用意)
・商品はシートの状態でお届けします。お客様ご自身でカードを切り離してご利用ください
(切り離し用のミシン目・穴あけ加工済み)。
・商品にカードリングは含まれていません。別途ご用意してご利用ください(径30mm推奨)。5年生カードは4〜5個のカードリングを用意すると便利に活用いただけます。
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