小学校1年生で習う漢字(80字)の読み書きをとなえて覚えるカード型の学習教材です。
まずは書き方を確認しましょう
1年生で習う漢字は手本を見ながら練習すれば書けるようになる子がほとんどです。そのため、多くのお子様には1年生のミチムラ式漢字カードは必要ないかもしれません。しかし、手本を見ながらいきなり書き写そうとすると漢字を図形のようにとらえてしまうケースが少なくありません。そこで、ミチムラ式では漢字の書き方を短い言葉をつかって表現しています。だから、カードを見ていきなり写し書きするのではなく、まずはカードに示された書き方を口に出して唱えましょう。書き方を確認してから書いてみると、図形の四角形のように一筆書きで「口」を書いたりしません。
また、小学2〜3年生で漢字が苦手な子はよく線が1本多い、足りないというまちがえ方をします。なぜなら、漢字にはよこ線とたて線がたくさんあるので何回も書いているうちに混乱してしまうからです。また、線をつき出すのか、つき出さないのかもまちがえやすいポイントです。漢字を習い始めたばかりの1年生にとって、たとえば「青」はよこ線がたくさんあるので手本を見てもどこから書くのか、線が何本あるのかがよくわかりません。だから、ミチムラ式漢字カードでは次のように書き方を示しています。
「一、上につき出すたて、二」と唱えた通りに書けば書き順はバッチリです。「一」の下は「二」なので、真ん中にある線もみじかく書いてくれます。「青」をおぼえる前に「月」が書けるようになっていたら、下の部分は「はらわない月」でいいですね。漢字の形を見ながら何度か「一・上につき出すたて・二、はらわない月」と唱えたら、ほとんどの子が手本を見なくても一発で書けるようになります。
そして「青」が書けるようになったら「一・上につき出すたて・二」の部分をかたまりで「青の上」とおぼえます。すると、1年生で習う「生」もかんたんに書けるし、上につき出さない「王」とも区別できます。また、2年生になると漢字の上に「土」や「士(さむらい)」をつかう漢字がたくさん登場しますが、「青の上」と言葉でハッキリ区別しておくことで「麦」や「表」の線の数もまちがえなくなります。
※ 「青の上」は漢字辞典に載っていないミチムラ式のオリジナル部品です。
カードの書き方を確認してから書き始めるメリット
・自然と書き順を意識して書けるようになる
・手本を見るために何度も首を振らなくてすむ
・書く前に漢字のカタチが頭にうかぶようになる
・書いた字のカタチが整いやすくなる
・何度もくり返し書く単純作業から解放される
漢字の形が思い出しやすくなると書くためのハードルが下がるので、結果として漢字を使って文章を書いたりする学習へ向かいやすくなります。
言葉とセットで読み方を覚えよう
1年生で習う漢字は読み方がたくさんあるのが特徴です。ミチムラ式漢字カードでは小学校で習う全ての読み方を載せているので、1年生にはむずかしく感じるかもしれません。しかし、高学年で漢字が苦手な子は低学年で習った漢字の音読みをおぼえていないケースが多いです。なぜなら、低学年の国語の教科書に出てくる言葉はほとんどが訓読みだからです。だから、音読みもセットでおぼえるようにしましょう。
※ 1〜2年生の漢字カードは音読みをひらがなで、3年生以降のカードは音読みをカタカナで示しています。
しかし、読み方を「セイ」や「コウ」とだけ覚えていると、あとで同音異字の使い分けに苦労します。だから「青春のセイ」や「生活のセイ」のようによく使う言葉とセットでおぼえましょう。1年生にはむずかしい言葉もあるかもしれませんが、言葉とセットで読み方をおぼえておくことで本も読めるようになります。
また、1年生で習う漢字は高学年で習う漢字とセットになってたくさんの音読み熟語(漢語)を作ります。難易度が上がる高学年の漢字学習で熟語に強くなるための布石と考えて、言葉とセットの読み方をハッキリと口に出して唱えておぼえるようにしてください。
漢字のイメージをふくらませよう
漢字の書き方や成り立ちを解説した
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漢字カードplusのコンテンツ
・読み方と書き方の音声付き動画(早口バージョン)
・1字ごとの解説
・漢字の成り立ち
・漢字が使われている言葉の一覧
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ミチムラ式漢字カードを活用することで期待される効果
★ 宿題や漢字ドリルを嫌がる子たちが楽しく取り組める
★ 漢字を覚えられなくて困っている子たちが覚えやすくなる
★ 漢字の形が頭に浮かぶから書いた字の形が整いやすい
★ 漢字を理解して覚えられるから丸暗記とちがって忘れにくい
★「ことばの世界を広げる」学習に向かいやすくなる
ミチムラ式漢字学習法について
ミチムラ式漢字カードの使い方について
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【内容物】
小学1年生学年配当80字+部品17字の漢字カード(全7シート)
サイズ:シート A4サイズ(210×297mm)/カード 55×66mm
カードの並び順:音読み50音順|光村図書順
【ご注意】
・音読み50音順、または光村図書新出順のいずれかを選んでご注文ください。下記2社の教科書順で学習したい場合は50音順の漢字カードを並び替えてご利用ください。
東京書籍|教育出版(
ウェブサイトに対照表をご用意)
・商品はシートの状態でお届けします。お客様ご自身でカードを切り離してご利用ください
(切り離し用のミシン目・穴あけ加工済み)。
・商品にカードリングは含まれていません。別途ご用意してご利用ください(径30mm推奨)。1年生カードは3〜4個のカードリングを用意すると、便利に活用いただけます。
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※ 100円ショップなどでもお買い求めいただけます。